オールマイティな事業の中で得た創造性の形 -NEOPA 高田 聡-


「コンピューターで動くものなら、どのようなものも作ります。」をコンセプトとし、スマホアプリ、Webサイト、業務システムなど必要なモノを必要な分だけ、最高品質にて提供する株式会社NEOPA。

エンジニアリングを強みとし、常に時代の先端でつくり続ける非常に勢いのある制作会社です。

取締役兼プロデューサーの高田さんはフリーランスプログラマーを経て2006年にNEOPA取締役に就任。 映画製作のプロデュースを行い国内外で数々の賞を受賞。現在ではシステム開発のプロジェクトマネージメント兼プロデュース事業に携わられています。

今回は、そんな高田さんらしさが溢れる5つのライフスタイルを語ってもらいました。


株式会社NEOPA 取締役兼プロデューサー
高田 聡(たかた さとし)


フリーランスプログラマーを経て2006年にNEOPA取締役に就任。 映画製作のプロデュースを行い、国内外で数々の賞を受賞。

2015年8月:スイス 第68回ロカルノ国際映画祭 インターナショナル・コンペティション部門 最優秀女優賞、脚本スペシャル・メンション
2015年11月:フランス 第37回ナント三大陸映画祭 コンペティション部門 『銀の気球』賞、観客賞
2015年11月:シンガポール 第26回シンガポール国際映画祭 アジア長編映画コンペティション部門 最優秀監督賞
2016年4月:スペイン バルセロナ・オトゥール国際映画祭 観客賞を受賞。
ほか、国内外受賞多数。

現在ではシステム開発のプロジェクトマネージメント兼プロデュース事業に携わる。

“NEOPAではエンジニア・PM・ディレクターを募集中!
ページ下記から詳細サイトをご覧ください。”


#1 効率のよい生活のために、既存に疑問を持つ

僕の決まりごとといえば、朝はよく喫茶店に行って仕事をします。

朝起きて身支度していると、目が覚めて頭がスッキリした状態になりますよね。そんな1日の中で最も頭の冴えた時間に電車に乗るなんて勿体無いって思うんです。そのため、朝にはまず近所の喫茶店で仕事をするんです。9時くらいになって電車が空いてきたかな、というタイミングで休憩がてら電車移動をしています。

また、コーヒーが好きで時間に余裕がある時は豆から仕入れてミルで豆を挽くんですが、朝起きて手でジリジリと動かす作業が、自然と目を覚ます目的を持ち合わせています。効率のことばかり言っていてすみません(笑)

どうも効率を気にするところがあって、前々から荷物のパッキングにも苦手意識を持っています。あーいうものって早く届くことが最良なのに、受け取った人はきちんとパッキングされてないと、それはそれで不快な思いをしますよね。そういったつじつまの合わない出来事やバランスを考えると、頭がわぁーとパニックになってしまいます。既に生活の中に存在する決まりごとであっても、僕なりに疑問を持って考えていますね。

#2 自分の運命は自分の手で握る

個人的に興味のあることは、飛行機の運転です。飛行機といっても種類があって、僕が興味を持っているのは農薬を空中散布するような飛行機です。とはいっても僕自身が農薬を散布したいわけではありませんよ(笑)

もちろん、飛行機が好きという理由もありますが、人が操縦する飛行機に乗るのってちょっと嫌なんです。車も助手席に乗るくらいなら、むしろ自分でハンドルを握りたいと思います。常に自分の運命は自分で握っていたいんです。

ふと思いついた好きな言葉があって、それは「鳴かぬなら わたしが鳴こう ホトトギス」です。人から笑われたり馬鹿げたことと思われても、地位やプライドに囚われず自分を投げ出し、誰かやってくれないのなら自分でやってみよう!という姿勢を感じます。この言葉の中に自分自身を見出しているのかもしれませんね。

  

#3 性格の違いを受け入れあう、懐深いメンバー

うちのメンバーは個性的で尖っているというよりは、それぞれがお互いの性格を受け入れていて懐の深い人たちが集まっていて本当に嬉しいですね。仲が良い人同士で休みの日も会ったりしているみたいです。

会社の制度としては11時から15時のコアタイムでフレックスになっています。2週間に1回はリモートワークを推奨しているところは制作会社に少ない面白い点ですね。小さい会社なのでルールとして決まっていないこともあり、メンバーが自分で判断する局面が多かったんですが、ちょっとずつ人数が増えてきたので組織としてまとまるように整備している段階です。

「自由」と「責任」をキーワードに今までの良さを殺さず、組織としてきちんとまとまった形にしたいと思っています。まだまだ整備中なので綺麗事にならないようにしないといけませんね。本当は泥臭くやってます(笑)

  

#4 映画製作とエンジニアリングに共通する創意工夫の方法

2012年から始まった映画企画ではかつてない挑戦をしましたが、有難いことに国内外でも高評価を得ることができました。学生の頃映画サークルに入っていて、その頃からの付き合いである友人で監督の濱口竜介に声をかけてもらったことがきっかけです。

元々は自主映画の規模で考えていたみたいなんですが、内容を知った僕はお金を払ってでも見たいものになるだろう、と価値を感じました。広く流通させるような形で会社として仕事に出来るよう代表の原田、もうひとりの役員の徳山に対して「やるなら今しかないよ」と半ば脅しに近い提案をしたところ、懐深く理解してくれたんです。

大きなチャレンジでしたが、自分たちで配給まで行う経験は普段の事業領域を超えたマーケティングが色々と見えてきたり、映画業界の横の繋がりも出来て、今までやってきたWEB制作やシステム事業にも得るものがありました。意外にも映画製作とWEB制作には通ずる部分がたくさんあるんです。

受託案件が大きい部分を占めると、早く・安く・確実なものを届けるのがメリットになります。プログラミングやエンジニアリングはとてもクリエイティブな作業で、いかようにもこだわり続けることができる反面、人月単価を考えると勿体無いことになってしまいますよね。

そういったお金とのバランスや「どうなるかわからない、ちょっと先の未来のために創意工夫をする」というクリエイティビティの面では相通ずるものだと思い、すごく勉強になりました。求められる以上のものをどのようにつくるのか、WHATよりもHOWの部分を常に意識しています。

  

#5 パートナーシップで「つくる」を育てる

僕たちはコンピュータで動くものはなんでもやります!と言い切っています。主にシステム開発部分を中心としてクライアントが抱える「こういうのをつくりたい」というぼんやりとした構想状態から一緒に議論に参加し、開発が終わった後も運用保守を行うため最初から最後まで一貫してコミットすることができます。一方で、もう少しライトにCMSを使ってコーポレートサイトをつくることもしています。

今後はNEOPAのエンジニアリングという強みと、他社の強みを生かしあったパートナービジネスの比率を増やしていきたいと思っています。ただつくって納品するのではなく、一緒に何かつくっていきましょう、とお互いに事業の良いところを持ち寄って育てていけるような形です。

そのためには、様々な案件をまわせるようなディレクターの存在が必要不可欠です。信頼できる技術者に任せて案件を上手に進めることによって価値を提供できる人です。僕たちと一緒に新しいビジネスの開発を支えてくれるメンバーに出会えることを楽しみにしています!

  


NEOPA 高田 聡をつくる10のキーワード

#プロデュース #映画製作 #懐の深い #創意工夫 #オールマイティー #チャレンジ #パートナーシップ #運命は自分で握る #効率のよい生活 #クリエイティビティ


株式会社NEOPA

2005年5月設立。

「コンピューターで動くものなら、どのようなものも作ります。」をコンセプトとし、スマホアプリ、Webサイト、業務システムなど必要なモノを必要な分だけ最高品質で提供。

企画の提案からリリース後の運用まで、業務やサービスに必要な全行程に対してコミットを行い、常に時代の先端でつくり続けている。